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佐久間由衣、新鮮だった“普通の女の子”役に手応え

初共演を果たした佐久間由衣と奈緒
初共演を果たした佐久間由衣と奈緒

 佐久間由衣奈緒が17日、テアトル新宿で行われた映画『君は永遠にそいつらより若い』の初日舞台あいさつに出席し、本作の撮影を振り返った。壇上には佐久間と奈緒とともに共演者の小日向星一、監督の吉野竜平も登壇した。イベントでは佐久間とは親交も深い石井杏奈伊藤沙莉からの応援コメントも紹介された。

【動画】佐久間由衣&奈緒が共演を振り返る!舞台あいさつの様子【トークノーカット】

 本作は、芥川賞作家・津村記久子のデビュー作をもとに、就職も決まり卒業までの日々を漫然と過ごす大学生が、暴力や児童虐待、ネグレクトなど自身の周囲に潜む社会の闇に直面する姿を描く物語。佐久間が児童福祉職への就職が決まっている束谷大学文学部社会学科4年生・堀貝佐世、奈緒が痛ましい過去を持つ同じ大学に通う猪乃木楠子を演じている。

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 本作のオファーを受けたときのことを振り返った佐久間は「津村さんが書かれた素晴らしい小説の映画化で、簡単なことではないと思ったけれど、ぜひ挑戦させてもらいたいという気持ちでした」と振り返る。「普段、ちょっと都会的な女の子を演じる機会が多いのですが、今回は決して特別ではない、街ですれ違ってもおかしくないような女の子の役。素直に頑張りたいなと思いました」と語る。

 佐久間とは初共演となる奈緒も「原作に魅力を感じました。(佐久間演じる)堀貝佐世はすごくヒーローのような主人公だなって思いました。明日に自分を連れていってくれるような、不器用だけど、人の痛みを自分のことのように考えて生きている姿に勇気をもらえた。読み終わって自分も明日を生きてみようという気持ちになれました」と原作の魅力について思いを明かす。

 役づくりに関しては監督の気遣いが二人を助けたという。佐久間は「監督が(堀貝の)履歴書みたいなものを一緒に作ってくれたりして、不安なことはあんまり感じず撮影の現場にいれました」と感謝の気持ちを述べる。奈緒も「監督が最初に30分間、初対面の佐久間さんとお茶をする時間をくれて、それで絆ができました」と紹介。「その時間が宝物のような時間でした。それがあったからこそ撮影現場でも佐久間さんとナチュラルにいられました」と笑顔で話した。(取材・文:名鹿祥史)

映画『君は永遠にそいつらより若い』は全国公開中

佐久間由衣、奈緒、小日向星一、吉野竜平監督が登場!『君は永遠にそいつらより若い』初日舞台あいさつ【トークノーカット】 » 動画の詳細
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