演歌歌手・福田こうへい(45)が21日、都内のスタジオで初の単独インターネット生配信ライブ「福田こうへい生配信お月見バースデーライブ」を行った。

 9月21日は福田の誕生日で、毎年のように何らかの形でファンとの接点を持ってきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、ファンとの接触なしのユーチューブ生配信を選択した。

 ライブでは最新シングル「男の残雪」を歌唱したスタート。「コロナで2年連続ファンのみなさんと誕生日を過ごすことはできませんでした。慣れない生配信ではありますが、テレビの前で待っているとの手紙、コメントをたくさんいただきました。少しの時間ですが、楽しんでいただけたら、嬉しいです」と語った。

 45回目となる今年の誕生日は中秋の名月でもあり、月にちなんだ楽曲「炭坑節」を熱唱したほか、お月見を模したセットをバックにファンから寄せられた質問に答えるコーナーが設けられた。「何でも願い事が1つ叶うとしたら何を叶えて欲しいですか?」という質問に対し、「1日でも早く、全世界のコロナが終息しますように!」と答えた。

 後半のステージでは、ギターの名手・斉藤功をスペシャルゲストとして招いて、ヒット曲「南部蝉しぐれ」などを熱唱。一夜限りのスペシャルコラボレーションには、たくさんのコメントが寄せられた。福田は「来年こそは、ファンのみなさんと、直接触れ合えることができるように、祈るばかりです」と話した。