7月に不倫疑惑が報じられた人気声優・鈴木達央(37)が、12月18日開催予定のテレビアニメ「東京リベンジャーズ」のイベント出演を見合わせることが22日、同アニメの公式サイトで発表された。

 鈴木はドラケンこと龍宮寺堅役を務めているが、「出演予定となっておりました鈴木達央(龍宮寺堅役)さんですが、本イベントの出演を見合わせることとなりました」と報告。「楽しみにお待ちいただいていましたお客様にはご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 鈴木は昨年1月に「鬼滅の刃」の主題歌でブレークした歌手のLiSA(34)との結婚を発表。しかし、今年7月30日に「文春オンライン」で20代の女性ファンとの不倫が報じられ、8月4日に体調不良のため当面の間、活動を休止すると発表していた。

 同30日には所属事務所は直筆の謝罪文を公表。「しばらく活動を休止したことにより、本人の体調は回復してきております。今後は、徐々にではありますが、鈴木の回復具合を見極めながら、活動を再開させていただく予定です」としていたが、12月18日と3か月も先のイベント出演を取りやめたことで、ファンは「ドラケンは鈴木達央しかダメなのに」と残念がる声や「年内復帰も難しいのか…」と不倫によるダメージの深刻さを痛感する声も出ている。

「これまで派手な女性関係を報じられた男性声優もいますが、鈴木ほど活動に支障をきたさなかった。やはり国民的歌手となった〝LiSAの夫〟という肩書きがあったからこそ、世間から注目され、非難も浴びてしまった。それでも女遊びが激しい男性声優は多く、週刊誌などに〝狙われる〟ケースが増えるのでは?とみんな心配している」(アニメ業界関係者)

 鈴木を取り巻く環境は厳しい。すでに多くの女性声優がツイッターのフォローを“削除”。鈴木とあらぬ噂を立てられることを危惧したからで、今後「共演NG」を出す事務所も増えそうだ。

 鈴木は公開中の「劇場版 Free!」で主要キャストの声を担当。これは不倫騒動前に収録したものだが、自身がボーカルを務める「OLDCODEX」(オルドコデックス)としての音楽活動は未定のままだ。

「『OLDCODEX』の新曲が映画の主題歌を起用されるはずだったが、お蔵入りに。ファンからは『さみしい』との声が噴出している。しかし、鈴木は公開前に音源を不倫相手の女性ファンに聴かせていたことも明らかになっている。不倫はあくまで夫婦間の問題だが、〝情報漏洩〟を問題視されている」(前同)

 音楽関係者によると、LiSAの周囲は今後の仕事への影響を含めて離婚を勧める声が多いというが…。果たして、今年中には結論が出るのだろうか。