飯塚オートのナイターSG「第35回全日本選抜オートレース」は24の3日目、12Rではプラチナセレクション(選抜予選)が行われた。

 青山周平(36=伊勢崎)や永井大介(44=川口)に荒尾聡(40=飯塚)ら好メンバーが揃ったこの一戦。0メートルオープンの大外・8番車の鈴木圭一郎(26=浜松)が目の覚めるスタートを決め、1コーナー先手を奪う。そこから6周回逃げ切り、見事に制した。

 この日はクランクを替えて挑み、結果を出した。「エンジンは良くなっている」と整備が実り、マシンに手応えを感じ取っている。

 だが「タイヤが試走から滑った」と、後続を突き放すような圧巻の逃げ展開をつくることはできなかった。「タイヤを探す」と25日の4日目に向け、足周りを万全にさせたい構え。しっかりグリップするタイヤが見つかれば、準決勝戦は快速を発揮できそう。まずは試走の動きに注目したい。