アイドルグループ、私立恵比寿中学が25日、埼玉・秩父ミューズパーク野外ステージでワンマンライブ「エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して『ちゅうおん』2021」を開催した。5月に3人の新メンバーが加入してから初ライブ。

「ちゅうおん」は、エビ中が17年秋からスタートしたライブスタイル。コールなし、光り物なしで、生演奏によるバンドをバックに、着席で純粋に歌を中心に楽しむというコンセプトのもと、同会場で開催している恒例イベント。

病気療養から復帰し、この日が初のワンマン・フルステージとなった安本彩花(23)は「気持ちいい風と鈴虫とともに楽しく歌いたいと思います!」と元気にあいさつ。新メンバーの小久保柚乃(14)は「(お客さんが)いっぱいいる!」と独特な表現で感謝の言葉を述べた。

この日は、8月に配信リリースされたヒット曲「イヤフォン・ライオット」や、各メンバーのソロによるカバー曲コーナーなど、全24曲披露。新型コロナの影響による中止等をへて、ついに9人がステージでそろってパフォーマンスを届けた。