飯塚オートのナイターSG「第35回全日本選抜オートレース」は25日、4日目を開催。9~12Rで準決勝戦が争われ、最終日(26日)12Rで行われる優勝戦に出場するベスト8が出そろった。

 4日目の準決勝戦9Rを制して優出一番乗りを決めたのが永井大介(44=川口)。内寄りの2枠から0・03の好スタートを決めて1コーナーの主導権を握ると、2番手以下をぶっちぎって圧勝を収めた。

「スタート行かないと厳しいと思ったので、何とか行けて良かった。エンジンも前検日にバルブを替えてセッティングがズレたけど、うまく合ってくれた。5月にクランクを替えてから、ずっといい」というマシンは今大会も上々の動きを見せ、4戦3勝の好内容でファイナルに進出した。

 優勝戦も「スタートを切って逃げるのが(優勝への)一番の近道と思うので、それができるように」と、準決勝の再現で全日本選抜3Ⅴを目指す。