元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(53)の熱血スタイルはコロナ禍でも関係ない――。

 松岡といえば、五輪サポーターとしてすっかりお茶の間に浸透している。自身も選手として3度五輪に出場しており「選手時代から(選手村の)女子バレー選手の大部屋で応援グッズを作ったりしていたそうです。自分の試合がないときは率先して他の競技の応援をしていました。そのときから応援することが好きだったようです」(五輪関係者)。

 1998年の長野から今年開催された東京まで夏冬五輪の取材経験を持ち、来年に控える冬季北京五輪でもキャスターとして活躍してくれそうだ。

 そんな松岡の応援スタイルは“熱血”の一語。選手として五輪出場経験があるだけにアスリートファーストを信条にした取材で選手からの信頼も厚い。ただ、その熱い思いが過剰にほとばしってしまうことも…。

「松岡さんはただ応援するだけではありません。競技前に、突然スクワットを始めるんですよ。選手たちが肉体の限界に挑戦しているので、自分も体を動かし、ともに戦う姿勢を見せているんです」(前出の関係者)

 松岡は26日に都内で日めくりシリーズ5作目となる「まいにち、つながろう」発売記念オンライントークイベントを行った。イベントでは「コロナ禍で『ぼくは何がしたいんだ』ってずっと問いかけた中で一つの答えが日めくりで応援していくというものでした」と出版への思いを語った。

 また、この日行われたオンライン形式について「ニューノーマルなんですよ、これが。少しでもマイナスに思ってしまったら前に進めない。オンラインでつながっていくという思いが強くなりました」と前向きな姿勢をみせた。

 オンラインになっても、松岡の熱血の炎は衰えることがなさそうだ。