女優の橋本愛(25)が28日、都内で行われた第34回東京国際映画祭(10月30日~11月8日)ラインアップ発表会に出席した。フェスティバルアンバサダーに就任した橋本は映画への熱い思いを語った。

 映画好きということもあり、東京国際映画祭にはよく通っていたという。「この季節になると、暇があったら映画祭のサイトを見て『空いてる…行こう』みたいな」と日常の一部だった橋本。さらに「自分の人生を丸ごと救われたかのような体験もさせていただきました」と明かした。

 映画祭で見た「エンドレス・ポエトリー」のセリフで「愛されなかったから愛を知ったんだ」という言葉が心に深く刻まれた。橋本は「得られなかったからこそ、自分が何を欲しいのかがわかる。その言葉で自分がうまく付き合えなかった人たちに対しても『だから私はこういう気持ちを知ったんだ』っていう感謝の気持ちが生まれた。本当に人生を変えてくれたのでありがたい経験できました」と振り返っていた。