AKB48の柏木由紀(30)が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新。女性4人組グループ・ASPとのコラボ楽曲のミュージックビデオ(MV)を、お笑いコンビ「品川庄司」品川ヒロシ(49)が監督することを発表した。

 BiSH、ASPらWACK所属の7グループとのコラボシングル7作を11日30日に同時発売する柏木。この日の動画では、柏木と品川、WACK代表でプロデュースを務める渡辺淳之介氏との緊急企画会議の模様が配信された。

 柏木とASPのコラボ楽曲を一足先に聴いていたという品川は「めちゃくちゃカッコいい。テンション上がってるんですけど、それだけやりたいことも膨らんじゃって」と言うと、「工場を爆破したい」「砂漠での撮影も考えた」など予算度外視の構想を披露。これにはレコード会社・キングレコードの担当者の顔も青ざめ、柏木は「頭抱えてるキングレコード(笑い)」とツッコんだ。

 柏木がコラボ楽曲を発売する7つのグループには、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんがアドバイザーを務める「豆柴の大群」もいる。

 品川は「クロちゃんにだけは負けたくない。(豆柴の大群は)楽しそうな雰囲気(のMV)になりそうだから、こっち(ASP)はクールにいきたい」とライバル心を燃え上がらせた。

 柏木が「演技が苦手なんです」と弱音を吐くと、品川はいろいろ注文をつける〝ドSぶり〟を発揮。シリアスな演技ができず、「ポップになっちゃう」というリアクション女王な柏木に「根っからのアイドルなんですね」と分析した。

 企画会議後のインタビューで、品川は「ちょっと悪かったり、クールだったりする部分が見えるといいな。基本はカッコよさだと思うんですけど、今(の柏木の雰囲気)は『かわいい』と思うので、『カッコいい』に振れたら」と思いを巡らせた。

 品川の監督作に果たして予算はどこまで許されるのだろうか?