キャシー中島(69)が4日、都内で行われた原案の舞台「浜辺の朝~俺たちのそれから~」(12日、俳優座劇場で開幕)制作記者発表後、取材に応じ、ブログで公表していた基底細胞皮膚がんの手術の件について言及した。

中島は16年2月に基底細胞皮膚がんで手術を受けたが、2日のブログで鼻の横に再び皮膚がんが出来たため、8日に手術を受けると公表していた。

中島は夫の勝野洋(72)長男の洋輔(37)次女の雅奈恵(39)と“勝野ファミリー”として舞台を制作、上演してきたが、最初の5年前の舞台に時に1回目の皮膚がんが分かり、右の目の下を3センチ、切ったという。その後、5年間、検査をする中で、医師からは「基底細胞皮膚がんは取ってしまえば大丈夫」と丁寧に説明を受けた一方「体質により再度、出来る可能性がある」と聞かされていたが「先月9月末に『残念だね』と」と皮膚がんを指摘されたという。

今回の皮膚がんは、右の鼻に出来た。皮膚がんは再発ではなく、体質によって出来るものだといい「今回は2センチくらい、切りますと。心構えは出来ています。5年に1回、出来るのかなと覚悟しています。きれいにしてもらって、前に進んで行くことを実践します、ということで公表しました」と語った。

入院はしないといい「家でやりたいことが、いっぱいある。縫い物をしたいです」と笑みを浮かべた。その上で「(患部を)前は縫わなかった。今回は4、5針、細かく縫ってもらうことになっています。抜糸に行ったら、跡が残る。それが、きれいになっていくんですけど、お化粧でごまかせるかなと。肌色のテープを貼って、上からお化粧しようかとか、いろいろ考えています」という。その上で「キズものになるんですけど、勝野さんがいいなら」と笑った。

勝野は「大丈夫です」と笑みを浮かべた。その上で「検査に行った時、内心、それ(皮膚がん)じゃないように祈りました。でも、やっぱりそうだったと明るいんで、俺も暗くなる必要はないし、明るくしていれば、いいことはある。こればかりは仕方ない。前向きに家族で捉えて、応援していくだけ」と語った。

中島は、12日の「浜辺の朝~俺たちのそれから~」初日にも足を運ぶ予定だという。