女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」最終日(4日、栃木・烏山城CC=パー71)、優勝した勝みなみと最終組で回った西郷真央(19=大東建託)は、71と伸ばせず、通算8アンダーの2位に終わった。

 西郷は「パッティングが入ってくれなかったので、悪い流れを断ち切れずにスコアを伸ばせなかったのは残念です」。これで今季5度目の2位となり、初優勝になかなか届かない状況には「コースも違えば、環境も違うので回数がなんであってもそれはそれ。今日は今日で優勝できなかったことを受け止めて、この4日間で自分に足りなかったことを、この先どう生かしていくかが大事だと思います」と悔しさを押し殺した。

 またmツアー通算16勝の上田桃子(35=ZOZO)も2位に終わり、メジャー初Vはならなかった。「ショットが安定していて、バーディーチャンスがたくさんありましたし、難しい17番もバーディーチャンス。アプローチをしたのが1回だけだったのでそれくらいショットが良かった分、もう少しパターが入ってくれれば面白かったなと思います」と振り返った。

 メジャー大会の中でも「自分的にはやっぱり勝ちたいという思いが強い大会」と「日本女子オープン」優勝への思いは強い。今後も強い意欲を持って挑戦を続けていく。