来季、中日ドラゴンズの指揮を執るのは誰になるのか。今年で3年契約が切れる与田剛監督(55)の続投、仁村徹二軍監督(59)の内部昇格などさまざまな臆測が流れているが、OBの立浪和義氏(52)も有力候補とされている。6日、バンテリンドームで中日―広島戦のラジオ解説を行ったミスタードラゴンズに、監督問題について直撃した。
――中日ドラゴンズの次期監督候補として名前が挙がっているが
立浪 候補に挙がっているかどうかわかりませんよ。新聞は勝手に書くけど。そうでしょ。何も言われていないのに挙がっているかどうかなんてわからないでしょ。
――中日球団から(監督就任要請の)話はきてない?
立浪 ないです、ないです。あんまりあおらないでください。あるかないかわからないので。
――立浪さんから見て、今季の中日の戦いぶりはどう思いますか
立浪 投手は防御率を見ても頑張っていると思う。ただ今年ずっと点が取れてない。でもバンテリンドームではどこの球団も打ててないし点が取れてないでしょ。バッター目線から見たらこの球場は不利なのでね。バッターには微妙な感覚があるので。それでもここを本拠地にしているので、何とかしないといけないというのはあると思いますけど。
――もう一度聞きますが本当に中日から話はきてない
立浪 ないって(笑い)。ないない。
――もし(話が)来たらどうしますか
立浪 来てから考える話でしょ。何もないのに考えられないですよ。
――みんなが注目しているし、一部では立浪監督待望論も出ている
立浪 まだシーズンをやっていて順位も確定していない。自分が何かコメントできることでもないですから。