フランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)が、スーパースターとの〝競演〟をフランスのラジオ局「RMCスポーツ」で語った。

 ブラジル代表FWネイマールに加え、今夏にはスペイン1部バルセロナからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが電撃移籍してきた。エムバペは「あのような選手たちとトップでプレーするときは、3人が食べられるようにケーキを分けなければならない。片方にパスを出して、もう片方には出さないなんてことはできない。賢くなければならない。自分が点を取れなくて悔しい思いをすることもあるだろうが、僕らの目的はチームを勝たせることだけだ」と語った。
 
 また自身にパスを出さないとネイマールを批判したことについても率直に語った。9月の試合でベンチに下がった後、ネイマールを揶揄(やゆ)する発言をしたことを認めた上で「もっと考えるべきだったが、後悔はしていない。外側から見ると奇妙に見えるかもしれないが、内側では物事がどうなっているかわかっている。ネイマールのことは、選手としても人としても、とても尊敬している。何の問題もない」と強調した。

 さらにメッシについては「彼は本当にサッカーを理解しているし、何をすべきかを常に理解している。ドリブルでみんなを抜いてゴールを決める必要があるなら、彼はそうするだろう。また、ワンタッチでプレーしなければならないときも、それを実行する」。ただ、その後に「彼はベストではないにしても、ベストの一人だ」と続けた。微妙な言い回しが気になるところだ。