巨人・菅野智之投手(32)が7日のヤクルト戦(神宮)に先発し、6回まで無安打投球を続けていたが、無念の緊急降板となった。

 5回のアクシデントが響いたか。初回からキレのある変化球を武器にヤクルト打線を翻弄し、凡打の山を築いていたが、5回に中村に投球した際に足を滑らせて転倒。本人は自ら無事をアピールしたが、7回のマウンドに上がった際、投球練習時に右手を気にそぶりを見せると、桑田コーチが慌ててマウンドへ…。直接の関連性は現時点では不明だが、同コーチが状態を確認すると、指揮官からは降板が告げられた。

 6回には一死二、三塁とこの日最初のピンチを招きながらも、塩見を投ゴロ、青木を空振り三振に封じてしっかり危機を脱出。無安打投球を続けていただけに、悔しい途中交代となった。