ファミコン全盛期に“16連射”で一斉を風靡(ふうび)した高橋名人(62)が8日、ブログを更新。人気ロールプレーイングゲーム「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)シリーズやザ・ピーナッツ「恋のフーガ」、ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」などで知られる作曲家で、9月30日に敗血症性ショックのため死去したすぎやまこういち(本名・椙山浩一)さんに「本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

高橋名人は「昨日は、急な訃報があったので驚いてしまいました」と、すぎやまさんの訃報に触れ、「すぎやまこういち氏とは、そんなに多くはありませんが、番組でご一緒する事が有るレベルでした。しかし、それでも、すぎやま氏の作られた楽曲は、私が小さい頃から親しんでいました。『亜麻色の髪の乙女』や『学生街の喫茶店』などは、中学生の頃にギター片手に歌っていました」と、しのび、「そして、その後に皆さんが知っている『ドラゴンクエスト』のメイン音楽を担当する事になりましたが、インパクト&印象に残る素晴らしい楽曲で、ゲームの世界を多分に盛り上げてくれたと思います」とつづった。

すぎやまさんとのツーショットもアップし、「謹んでお悔やみを申し上げる以外ありません」と追悼。「しかし、先生の作られた楽曲の数々は、これからも日本の音楽の歴史に、しっかりと足跡を残していくのだと思います。という事で、本当にありがとうございました。先生とのトークは、これからも忘れずに思い出として残していきます」とつづった。