カタールW杯アジア最終予選B組第3節(7日=日本時間8日、サウジアラビア・ジッダ)、日本代表はサウジアラビアに0―1で敗れ、1勝2敗とし、7大会連続のW杯出場へ崖っ縁に立たされた。同戦を中継したスポーツ動画配信大手「DAZN」でゲスト解説を務めた元日本代表主将の宮本恒靖氏(44)が話題となっている。

 宮本氏はいつもの冷静な口調で代表の戦いぶりについてコメントしていたが、次第に試合にのめり込み「行け」「もう1回」「早く」「そこだ」「サイドへ」などと、ときに熱を帯びた言葉は発していた。これにメイン解説の元日本代表MF水沼貴史氏(61)は「宮本さんはテクニカルエリア(監督がイレブンに支持を出すベンチ前のエリア)にいる感覚でしゃべってますね」と突っ込んだ。

 また、宮本氏の言葉にネット上では「大声を出さない松木だな」と、ファン目線で「行けー」など代表戦の解説でいつも熱い言葉を届けていた元日本代表DF松木安太郎氏をほうふつとさせると指摘されるなど、おおむね好評だった。さらに「ツネ様は監督をやめてもイケメンだな」「早く日本代表監督になって」「パリ五輪の監督として頑張れ」といった声も出ていた。