日本代表MF守田英正(26=サンタクララ)が、カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(12日、埼玉)へ開き直りの必要性を説いた。
 7日の最終予選サウジアラビア戦に0―1で敗れ、3試合目にして早くも2敗(1勝)。森保ジャパンが厳しい状況に追い込まれた中、10日にオンラインで取材に応じた守田は「難しい状況になり、後がない。序盤戦で2敗してしまったが、開き直ってやるべきことを100%やるしかない」と強調した。自身の力を発揮するための働きかけについては「ボランチなので、周りの選手には『こうしてほしい、ああしてほしい』ということは言っている」と語った。

 また「(サウジ戦は)全体的に縦に急ぎすぎた部分があった。ボールを握る作業とか、ゲームをコントロールする時間があってもよかった」と指摘。ベンチスタートだったサウジ戦で外から見て気づいたこともオーストラリア戦で生かしていくつもりだ。