〝女子プロ界最強のレジェンド〟アジャコング(51)が生涯現役を誓った。

 10日の女子プロレス「ディアナ」の後楽園ホール大会では井上京子、神取忍、井上貴子とレジェンドチームを結成し、梅咲遥、笹村あやめ、進垣リナ、三浦亜美組との8人タッグ戦に出場。先に2勝した方が勝利となる変則マッチで、最後は京子が進垣にとどめを刺して自軍が勝利した。

 12日に古傷の右ヒザに人工関節を入れる手術を受けるため、この試合をもっていったん戦列を離れるアジャは「そんなに長く離れるわけじゃないし引退でもない。卒業じゃなくて休学だから。病院でちゃんとリハビリします。病院を追い出されないように頑張ります」と笑顔を見せた。

 また「5年、10年は現役を続けるか?」と問われるや「5年か10年しか続けちゃだめなの? 個人的には生涯現役と言っているんで、だからこれ(右ヒザ)を治すんですよ。80、90歳になっても続けますよ」と強調した。

 また、前日の東京女子プロレス大田区大会で荒井優希と渡辺未詩に洗礼を浴びせる中で、渡辺からは「必ずジャイアントスイングで回す」と発言されたことを引き合いに「誰が最初アジャコングを回すか競争してもらいたい。そこも見どころにしてほしい」と語るなど、一時的な戦線離脱も意に介していなかった。