巨人の丸佳浩外野手(32)が1―3で敗れた10日の広島戦(マツダ)で6年連続となる20号を放った。

 3点を追う8回に一矢報いた丸は「やっぱりいろんな人が僕に協力してくれたおかげだと思いますし、当然監督が僕のことを使ってくれたから出来たわけで」とキッパリ。自分だけの力ではないと強調した。

 セ・リーグを「ひとり5連覇」中の丸だがついに途切れることが濃厚となった。「苦しいシーズンなので、特に今年は。個人としてもチームとしても」と一時、大不振に陥った背番号8は言葉を振り絞った。

 それでも応援してくれるファンがいる。丸は「あと残された試合、しっかりと一つでもいいものを出せるように、監督が常々おっしゃられている、ベストを尽くしながらやっていくしかないと思います」と目の前の試合に全力を尽くすことを誓った。