女優堀田真由(23)が、18日放送のフジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の第3話にゲスト出演することが11日、分かった。

堀田が演じるのは、22歳の小学校教諭・宮本すみれ。すみれは、マッチングアプリで知り合った甘春総合病院の放射線技師・軒下(浜野謙太)とデートの約束をしていたが、近所に住む幼なじみの荒井和真がけがをしてしまったため、約束をすっぽかしてしまう。ところがその翌日、落ち込む軒下のもとに、和真の診察に付き添って甘春総合病院にすみれがやってくる。すみれは、軒下に事情を打ち明けて謝り、改めてデートすることに。軒下は、そんなすみれに夢中になるが、実は彼女にはある秘密があった。

堀田は「スタッフの皆さんやキャストの皆さんがシーズン1から一緒だったりすると、ゲストという立場で出演するのはとても緊張するのですが、今回は皆さんが撮影の間に気にかけて声をかけてくださるので、レギュラーで出たかったなと思うくらい温かい現場で、すごく楽しかったです」と振り返った。そして「すみれはある秘密を抱えている女の子です。すごく明るくて努力家で夢に向かって頑張っている姿が私自身もかっこいい女性だなと感じ、その部分をしっかり出せたらいいなと思って演じました」と話した。

主演の放射線技師・五十嵐唯織を演じる窪田正孝(33)とは、昨年度上半期のNHK連続テレビ小説「エール」で共演している。「窪田さんとは久しぶりの再会でした。『(あの時と比べて)大人になったね』と言っていただき、役者として別の作品でお会いできるのはうれしいです。窪田さんは、まわりを率先して盛り上げられていて、なおかつ、ゲストの私にも一番寄り添ってくださいますし、誰よりも常に現場にいらっしゃる方なので、本当にすばらしい役者さんとお芝居させていただいているなと感じました」。

フジテレビの看板ドラマ枠「月9」について「学生の頃からドラマが好きで、学校に行くのが嫌だなと思う日も、週の始まりに、今日も帰ったら見られるから、学校頑張ろうって思えるのが“月9”というイメージです。いつも、週の始まりに背中を押してもらっていたようなイメージがあります。役者という道に進んだ今、かつての自分がそうだったように、今度は自分が誰かの心を支えられるようにと、今回の『ラジエーションハウス2』でも意識しています」と話している。

第3話では、軒下(浜野)は、マッチングアプリで知り合った絶世の美女からデートの約束をすっぽかされて荒れていた。その日、軒下は、右足にギプスをはめた入院患者・荒井和真のエックス線検査をする。その際、和真に付き添っていた幼なじみのすみれ(堀田)が、軒下のIDを見て、声をかけてきた。

軒下とのデートをすっぽかした絶世の美女とは、すみれだったのだ。すみれは、和真がスケートボードの練習中に転倒してけがをしたと聞き、病院まで付き添ったせいでデートに行けなかったことを軒下にわびると、「早くお会いしたいと思っていた」と偶然の出会いを喜んだ。事情を知り、すっかりご機嫌になる軒下。すみれは「埋め合わせがしたい」と言って軒下をデートに誘う。

唯織(窪田)は、すみれが和真と別の入院患者を見間違える場面に出くわす。するとそのとき、近くにいた外来患者の丸井耕吉(温水洋一)が激しくせき込んで倒れた。唯織たちは、ただちに丸井のエックス線検査を行うが、喫煙歴50年という丸井の右下肺には腫瘤(しゅりゅう)影が見られた。