タレントの松尾貴史(61)が13日、ツイッターを更新。群馬県の山本一太知事が、ブランド総合研究所による「都道府県魅力度ランキング」への法的措置も検討すると発言したことを受け、「逆にイメージダウンを呼んでしまわないか」と懸念した。

山本知事は12日の臨時会見で、9日に発表された同ランキングで群馬県が前年から順位を下げ、44位となったことに言及。「こうした根拠の不明確なランキングによって本県に魅力が無いと、誤った認識が広がることは県民の誇りを低下させるのみならず、経済的な損失にもつながる由々しき問題」とし、「しっかりとした対応をとらせていただきたい。もう1度内容をしっかりと精査し、弁護士と相談の上、法的措置も検討して参りたい」とした。

また、山本知事は「毎年発表されて、なおかつ主要メディアでも取り上げられるということで、実際に影響があるということを考えると、なかなかそのままスルーすることができにくい」と、同ランキングを問題視する理由を説明し、「最大の問題は、このランキングの分析データが極めて緻密さを欠く非常に杜撰(ずさん)なものだということ」と指摘した。

松尾は、山本知事の発言に「群馬は素晴らしいところですが、首長がムキになると、逆にイメージダウンを呼んでしまわないかと思ってしまいます」とし、「『法的措置』などと言わず、上毛かるたのPRなどをすればよかったのに」と私見を述べた。