吉沢亮が渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の新たな出演者が18日発表され、大島優子(33)が大河初出演することが明らかになった。

大島は「伊勢八」の名で知られた豪商・伊藤八兵衛の娘、伊藤兼子(かねこ)役を演じる。同局によると、大島演じる兼子は、明治維新後、家業が大損失を出して没落してしまい、路頭に迷う妹たちを女手ひとつで養うため、芸者として身を立てることを決意。門を叩いた置き屋で、三味線の師匠として出入りしていたやすと出会う、と役について説明されている。

大島は局を通じコメントを発表。

「社会事業に尽力し、日本経済の要となっている最中の渋沢栄一と深く関わり、渋沢家の発展にも一翼を担うことになる伊藤兼子を務めさせていただくこととなりました。

初めての大河ドラマです。お話がきたときは、喜びと興奮で、歓声をあげました。しかし、そのよろこびもつかの間、もうゴールが見えてきているではありませんか。この作品を彩ってきたスタッフの皆様、そして出演者の皆様、携わっているすべての方の費やしてきた時間と重みを一身に受け止めて、大切にバトンを握り締めようと心に決めました。最後まで、振り落とさずに走り抜けたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします」。

と初大河への意欲を示した。

大島と結婚することを発表している林遣都(30)は19年大河「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に出演しており、夫婦で大河出演を果たすことになる。