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佐藤大志「おいしい給食 season2」で市原隼人から学んだ視野の広さ!

佐藤大志
佐藤大志

 2019年に放送され、その後劇場版にもなった「おいしい給食」が、2年ぶりに「おいしい給食 season2」として13日から放送がスタートした。本作で、市原隼人演じる給食マニアの教師・甘利田幸男に「どちらが給食をおいしく食べられるか」というバトルを挑む給食マニアの中学生・神野ゴウ役を務める佐藤大志。「Season2」では、甘利田とさらに激しいバトルを繰り広げるが、2年の歳月を経て、芝居に対して新たな発見があったという。

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相手の言葉をしっかり受けたお芝居を心掛けた

 本作の舞台となるのは、『劇場版 おいしい給食 Final Battle』の2年後。甘利田が赴任した中学校に、またもや宿敵・神野ゴウが転校してくるところから物語はスタートする。

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 佐藤はSeason2の話を聞いた際「劇場版に『Final Battle』というタイトルがついて、次はないのかなと思っていたので、続編の話を聞いたときは驚きがありました」と率直な胸の内を明かす。それでも「台本を読んだだけでも面白いなと思えたので、絶対頑張ろう」と強い思いで撮影に臨めた。

 約2年ぶりの撮影。「現場の雰囲気がすごく良かったので、久々でもすんなり入ることができました」とブランクを感じることはなかったが、監督からは、本読みと衣装合わせのとき「大人になったゴウと、繊細な心を持ったゴウの両方を見せて欲しい」とオーダーがあったことを明かす。

 その言葉を受けて、佐藤は「対峙する相手の言葉をしっかり受け止めてお芝居をしようと意識しました。市原さんとのシーンを含め、誰かとお芝居をしているときの心情や表情は、Season1のときより大人っぽい感じになっているんじゃないかなと思います」と控え目ながらに語った。

市原隼人から学んだ大切なこと

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神野ゴウ役の佐藤大志

 前作同様、強い個性を発揮する市原との給食バトルは物語の大きな見どころだ。佐藤は「本当に相手がすごすぎる方なので、今回もまたプレッシャーは大きかったのですが、その都度いろいろアドバイスをいただき、なんとか向き合うことができました」と苦笑いを浮かべる。

 なかでも印象に残っているのが「給食の食べ方について」の助言だった。「僕はどうしても食器に自分の口を近づけてしまう癖があったのですが、市原さんから『それだとキレイに見えないし、視聴者の目線が自分の方に来ちゃう』とアドバイスされたんです。この物語は給食がメインなので、市原さんの言葉には気づきが多かったです」

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 「自分のお芝居のことで精一杯で、どう見えているかということまで、意識が向いていませんでした」と語った佐藤。市原のアドバイスで、より深く物語を見ることの大切さを学んだ。また、先日「Season2」終了後、劇場版第2弾が公開されることも発表されるなど、作品の勢いは止まらない。佐藤は「こうやって携わった作品が続いていくことは、純粋に嬉しいです」と目を輝かせていた。

俳優、アーティストとして活躍する北村匠海に憧れ!

 現在15歳、中学3年生の佐藤。「いまは仕事というよりは、楽しいことをやっている感覚」と演じることについて語ると「もちろん撮影が入ると遊べる時間が少なくなってしまいますが、自分がやりたくてやっていることなので」と充実した日々を送っている。それでも勉強との両立は難しいようで「長い撮影になると、しっかりと授業についていくことが大変ですね」と学生ならではの悩みも。

 佐藤は、俳優業と同時に、ダンスボーカルグループ「STA*M」のメンバーとしても活躍しているが、目標としているのは、俳優としてもアーティストしても活躍している北村匠海。「お芝居も上手で、歌手としても有名なのが憧れます」と自身の目指す先にいる先輩の名をあげる。

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 日々のレッスンでは「自分の殻を破るような感情をさらけ出すお芝居の練習が苦手。恥ずかしがりやなんです」と課題をあげるが「しっかりと努力していきたいです。いつか、誰からも求められるような王道のヒーローをやってみたいです」と前向きだ。「Season2」の見どころについては「Season1よりも給食シーンはレベルアップしています。あとはSeason1になかった駄菓子屋の場面が個人的には好きなので、ぜひ観てください」と注目シーンを挙げていた。(取材・文・撮影:磯部正和)

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