秋篠宮家長女・眞子さま(30)と小室圭さん(30)の結婚が来週に迫る中、リベラル系として知られる米ニュースサイト「デーリー・ビースト」は22日、「日本のメディアは新郎のポニーテールへの批判から、彼の家族の金銭問題にいたるまでこき下ろし、暴走している」と伝えた。

「プリンセスと平民との“呪われた”結婚をめぐる日本メルトダウンの内情」との見出しで同記事は、一般国民やマスコミ、保守派の政治家などからの結婚への反対意見は根強いとし、「結婚に抗議するプラカードを持った狂信的な高齢者による小規模な街頭デモまで行われた」などと報じた。

 同記事は2人の結婚に至るまでの経緯を説明した上で、「つまるところ問題は小室家と母・小室佳代さんの元婚約者との間の金銭トラブルだ」と結論付け、「(日本国内の)タブロイド紙、主要メディアともに小室家の私生活を臆面もなく報じてきた」と批判した。

 また、小室さんへの痛烈批評の多さに海外の人たちは衝撃を受けていると主張。テンプル大学ジャパンキャンパスのジェフ・キングストン教授の話として「小室憎しの流れは父系制による性差別に端を発している」と伝えた。

 同教授は「(日本人は)女性が独自の選択をすることや、男社会の権威に歯向かうことを許容しない」と断定。「彼の容姿への恥知らずな攻撃はジャーナリズムではない。これは権力者側が認めた組織的いじめだ」と、ポニーテールで帰国した際や、秋篠家訪問前に散髪した小室さんへの過熱報道を非難した。