米男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」3日目(23日、千葉・アコーディア習志野CC=パー70)、68で回ったキャメロン・トリンガーリ(34=米国)が、1打差2位で首位・松山英樹(LEXUS)をピタリ追走している。

 松山と1打差2位で最終組で出たこの日は、途中差を広げられたが、終わってみればスタート時と変わらぬ1打差のまま。「風があり、グリーンも速く、とても難しい1日だった中、2アンダーはよかったと思う」と振り返った。

 松山目当てのギャラリーに向かってショット後などに何度となくアピールしていたが、本人は「自分に応援が向くとは思っていないが、ギャラリーはとても礼儀正しく、楽しそうにしているので、自分も楽しんでいるというのをアピールしたかったんだ」と真意を説明した。

 ツアー初Vの大チャンスとなる最終日に向けては「自分のプレーしながら、結果を待つだけ」。若いころは米国の人気選手、リッキー・ファウラーと一緒に家を借りて住んでいたこともあるトリンガーリが、異国の地で悲願達成なるか。