衆院選が31日投開票され、神奈川1区から無所属で立候補した元自民党の松本純氏(71)は落選した。

〝永田町のマツジュン〟こと松本氏は自民党の麻生太郎副総裁(81)の最側近で知られ、麻生内閣では官房副長官、安倍内閣では国家公安委員長など要職を歴任したが昨年、緊急事態宣言下に銀座のクラブ通いがバレ、離党。復党が認められず、無所属で立候補していた。

 選挙中は「信頼を失うとんでもないことをしてしまった。死ぬまでこの責を背負い続ける」と謝罪行脚。無所属にもかかわらず、安倍晋三元首相や麻生氏、今井絵理子参院議員(38)らが連日、駆け付けたが、銀座クラブ通いのツケは高くついた。