女優の剛力彩芽(29)が2日、東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで行われた、よしもと×SDGs MAGAZINE公開番組収録イベントに出演し、初の大喜利挑戦などで会場を沸かせた。

SDGsとは17つの持続可能な開発目標として国連総会で採択されたもので、大喜利には「SDGsの18番目の目標」のお題で挑戦。共演したお笑いコンビ、次長課長の河本準一らから「普通のやつでもいい」とフォローを入れられる中、剛力は「目があったら、あいさつ」と書いたフリップをオープン。芸人らから「これはいい!」と声が上がり、観客からは拍手が起こった。剛力は「街中というか、隣近所とか。すごくあいさつが減った気がして。完全に寂しさです」と説明した。

同イベントは剛力がMCを務めるニッポン放送のラジオ番組「SDGs MAGAZINE」と吉本興業、イベントPRなどを手がけるサニーサイドアップグループがコラボレーションして生まれたもの。SDGsにまつわる大喜利のほか、バリアフリーなどに詳しい慶大の中野泰志教授を招き、専用ゴーグルをつけて全盲やロービジョン(弱視)の体験も行うなどして街づくりについての議論も深めた。

剛力は収録後の取材で「緊張しましたけど、こうしてみなさんとお会いできてやれるのは幸せですね」と振り返った。残り2カ月となった2021年については「早かった気がします。いろいろ考える時間やきっかけもいっぱいあったりもしたので、濃密といえば濃密だったかなと思います」と語り、「来年30歳になってしまうので、残りの2カ月も大事ですけど」と20代ラストとなる年末に思いをはせていた。

イベントには剛力、河本、中野教授のほか、お笑いコンビ、相席スタートの山崎ケイと山添寛、ゆりやんレトリィバァ、お笑いコンビ、EverybodyのタクトOK!!とかわなみchoy?も出演した。