ロッテ・鳥谷 阪神時代は「鳥谷敬というのを一生懸命、演じている感じだった」引退会見

 会見場に入るロッテ・鳥谷敬=ZOZOマリンスタジアム(撮影・佐藤厚)
笑顔で現役生活を振り返るロッテ・鳥谷敬=ZOZOマリンスタジアム(撮影・佐藤厚)
淡々と心境を語るロッテ・鳥谷敬=ZOZOマリンスタジアム(撮影・佐藤厚)
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 ロッテの鳥谷敬内野手(40)が3日、現役引退会見を行い、阪神時代の思い出を語った。

 プロ入団後から16年間、タイガースでプレー。注目球団での苦労はあったという。ファンからの熱い視線に「阪神にいる間というのは、野球選手の鳥谷敬というのを一生懸命、演じている感じだったので、私生活と野球選手というものを別物として考えてやっていた」と当時の振る舞いを明かした。

 毎年、有望選手が入団する中で、ショートレギュラーを張り続けたことには不安もあったという。「出続けないと自分がその場を奪われてしまうのではないかという思いが強くて、当然結果として出続けたんですけど、出続けないと自分の立場は確立できないという。毎年、新しい選手が入って来ますし。打つことに長けた選手、守備に長けた選手、足に長けた選手、それぞれ、自分より能力を持つ選手代わりにでるという恐怖があったので、出続けるしかなかった」と、日々の葛藤を懐かしそうに語っていた。

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