東京オリンピックの実況「13歳、真夏の大冒険」が「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語に入ったフジテレビ倉田大誠アナウンサー(39)が、5日放送の同局系情報番組「めざまし8」(月~金曜午前8時)にコメントを寄せた。

普段は同番組で情報キャスターを務めている倉田アナだが、この日は休暇中。谷原章介から「こういう日に休暇を取っているのが倉田さん」、堀池亮介アナウンサーからも「ちょっと持っていない」と笑われながら、リモートで登場。倉田アナは祝福の声に「ありがとうございます」と自ら拍手し、「これ…どういうことなのか、まだ心の整理がついていないんですよ」と感想を語った。

倉田アナは居間のようなスペースをバックに「今、夏休みで、長野県の実家に来ておりまして、実家に背広もございませんので、父親のモノを引っ張り出して急きょきて、やっております」と苦笑い。「真夏の-」が生まれた理由について「選手の頑張りですよね、本当に頑張って頑張って。あの舞台でいろんな思いを背負って戦ってくれた選手がいたからこそ、と思っております」と感謝した。

スタジオに向けてコメントを求められると「いろいろ考えたんですけど、『13歳、真夏の大冒険』…私なりに『39歳、真夏の大冒険』はどういう状況なのかを考えたときに、最初はスーツでしっかりと、と思ったんですが、これじゃない」と、おもむろにジャケットとネクタイを脱ぎだし「真夏の大冒険であれば、これじゃないんですよ。真夏と言えば…そうですタンクトップです」と黄色のタンクトップ姿に。さらに「真夏と言えば、そうです。麦わら帽子です」と麦わら帽子もかぶり「ということで39歳、真夏の大冒険をやってみました」と締めた。

この謎の展開にスタジオメンバーも思わず絶句。微妙な空気の中、永島優美アナウンサー1人が「ワハハ」と声をあげて爆笑。谷原は「これどういうオチになってるの」、堀池アナも「スタジオで笑ってたの永島さんくらい」と失笑すると、永島アナは「大丈夫でしたかね、倉田さん」と笑った。それでも谷原は、ノミネートの中で気になったものを問われると「13歳、真夏の大冒険、これしかないですよ」と断言した。

倉田アナは東京五輪スケートボードで史上最年少金メダルを獲得した西矢椛が、5回目のトリックを成功させた時に「決まったー! 13歳、真夏の大冒険!」と声を張り上げ、名実況と話題になった。