お笑いコンビ「おぎやはぎ」(小木博明、矢作兼)が4日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」に出演。この日発表された「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語についてトークした。

 候補の30語には、スケートボード・ストリートの瀬尻稜プロによる解説で話題になった「ゴン攻め/ビッタビタ」や、ボクシング女子フェザー級金メダルの入江聖奈(日体大)の「カエル愛」、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長をやゆした「ぼったくり男爵」など、東京五輪・パラリンピックに関するものが多く入った。

「副反応」「変異株」など新型コロナウイルスに関するものもノミネートされたが、小木は「PCR検査」「テレワーク」「ソーシャルディスタンス」など他のコロナ関連のワードが入ってないことに首を傾げ「おかしくない? この感じ。さすがに、流行語大賞って名前つけてるんだったら、ほんとに街で聞くような言葉で決めないと」と違和感を訴えた。

 これに矢作は「だって流行語大賞の選考委員がさ、コラムニストの辛酸なめ子さん、俵万智さんとか、室井滋さん、やくみつるさん…。いや、俺この人たちのこと全く嫌いじゃないよ。全く嫌いじゃないけど」と前置きし「流行に疎いだろ」とバッサリ。

 小木が「まあまあ年も年だしね」と賛同すると、矢作は「この人たちは好きだけど、『流行』って考えたときに、流行に疎いだろ。疎いは言い過ぎだけど、流行に敏感じゃない人たちだろ。なんでこの人たちなんだよ」と物申した。

 さらに、辛酸なめ子氏が47歳と聞くと、矢作は「みんな40(歳)以上だよ。やくさんなんて60近いだろ。タワマチさんなんて60ぐらいいってる? 金田一先生なんて70近いだろ。それがなんで流行語大賞の…っていう文句にはなっちゃう」と納得いかない様子だった。

 選考委員は、姜尚中氏、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、俵万智氏、室井滋氏、やくみつる氏らが名を連ねている。