紀平梨花がNHK杯欠場 右足首回復遅れ 北京五輪代表入りへ全日本が大一番に

 日本スケート連盟は5日、フィギュアスケートGPシリーズのNHK杯(12日開幕、代々木第一体育館)に出場予定だった紀平梨花(19)=トヨタ自動車=の欠場を発表した。欠場理由は、右足首の回復が遅れているため。

 紀平は今年7月に右足首の骨軟骨損傷を負い、10月のスケートカナダを欠場していた。北京五輪代表選考大会の1つとなっているGPファイナル(12月、大阪)進出はなくなり、初の五輪代表入りへは最終選考会となる全日本選手権(12月、埼玉)が大一番となる。

 北京五輪の日本女子の出場枠は3。日本スケート連盟の定めた選考基準では、1人目は12月の全日本選手権(埼玉)の優勝者を選出。2人目は全日本の2、3位と、GPファイナルに出場した上位2選手、ISU公認のシーズン最高得点の上位3選手を対象に選考。3人目は、2人目の候補に挙がった選手から、全日本終了時点での世界ランク、五輪シーズンの世界ランクなどを考慮し総合的に判断するとしている。

 紀平は18年GPファイナルの覇者で、全日本選手権2連覇中。前日に右足首のじん帯損傷でNHK杯欠場を発表した男子の五輪2連覇王者羽生結弦に続き、北京五輪での活躍が期待される日本女子のエースにも試練が訪れた。

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