お笑いタレントの有吉弘行が7日、JFN系ラジオ「SUNDAY NIGHT DREAMER」に出演。「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語をぶった斬った。

 有吉はこのニュースの話題の映ると、〝食い気味〟に「もうやめたら?」とポツリ。続けて「全然、毎年ピンとこないじゃん。前に比べて。範囲が広がっちゃったんだよね。みんなの興味がね。ネットがあって、テレビがあって、いろいろニュースがあってね。昔みたいにテレビと新聞ぐらいの感じじゃないもんね」と分析し「だから『ギャル語大賞』とかあったじゃない。『おじさん語』とか。細分化したほうがいいんじゃない? 新語・流行語全部1本にまとめるの無理でしょ」と持論を語った。

 それでも、候補を読み上げていったものの「『リアル二刀流』ははっきり言って、宮本武蔵だけだからね。だって、リアルでしょ? ということは刀2本持たないといけないでしょ。それがリアル二刀流でしょ。バッターとピッチャーって、別に二刀流でもなんでもないでしょ。二役でしょ」と、やはり納得いかない様子。

 特に東京オリ・パラ関連は「コロナのこともあって、盛り上がったけどそこまで流行語ってほどのものないんじゃないか」と分析。その中の1つ「エペジーーン」の「フェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得したことで話題になった。〝エペ陣〟と〝ジーンと感動させる〟をかけたもの」という解説を目にし「なんでこういうことすんの? そりゃ感動はあったけど、『今年の流行語大賞はエペジーーンです!』ってならないじゃない。30も挙げたって。どれをとっても大賞ですねっていう30じゃない限りはダメでしょ?」と首をかしげていた。