デヴィ夫人(81)と神田うの(46)が、IT企業「Click Holdings(クリックホールディングス)」の半沢龍之介社長(43)がアーティスト名「HANSUKE」で歌うCDデビュー曲「胸キュンBIKE」(来月22日発売)でコーラスを務めたことが7日、分かった。

デヴィ夫人は、約1年前から交流のある半沢社長からの依頼を受けて「めったにない機会ですから」と快諾した。同社アンバサダーを務め、同社から発売中の電動アシスト自転車「HONBIKE(ホンバイク)」のCMで半沢社長氏と共演するなど縁も深いことがあって、同社長の新たな挑戦に花を添えた形だ。

とはいえ、デヴィ夫人にも内心不安があった。本格的なレコーディング経験はなく、コーラス参加はこれが2回目で、男性歌手のコーラスは初挑戦。「実はすごい音痴なんです。突拍子もない声を出すこともこともあって心配だったんです」という。

それでも何とか乗り切ったのは、日ごろからのこだわりだった。「皆さんに不可能なことはないと思わせたい」「チャレンジする気持ちがなくなったら終わり」という信条をここでも発揮。日本テレビ系の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)で、バンジージャンプやスカイダイビングなど体を張った挑戦を成功させてきた旺盛なチャレンジ精神に火が付き、レコーディングの現場では、半沢社長やスタッフに「何回でもやります」と力強く宣言。リズムに乗りながら、任されたパートを歌いきった。同社長も「さすがでした」と感激したという。

夫人はこの日収録が行われた同社長のニッポン放送レギュラー番組「ラジオマガジン・登龍門」(木曜午後8時30分)にゲスト出演。自らの半生などを語ったほか、同曲のレコーディングについても振り返った。

収録終了後には、うのもスタジオに駆けつけ、レコーディング以来の再会を喜び合い、3人そろって写真撮影も行った。うのにとって、CDレコーディングは、94年のデビュー曲「JESUS!JESUS!」以来27年ぶりという。

同番組の今回の収録分は11日、18日に放送予定。