ポルトガル1部のポルトが同1部サンタクララに所属する日本代表MF守田英正(26)の獲得を検討していると同国メディア「ABOLA」が報じている。

 守田は今年1月にJ1川崎からサンタクララに移籍。すぐに定位置をつかみ、主力選手として活躍している。同メディアによると「ポルトは国内外で観察の範囲を広げている」とし「ポルトの幹部が興味をそそる名前の一つはサンタクララでチームの中心として活躍し、高度な技術を持つMFの守田だ」と報じ、来年1月か来年夏の獲得を検討しているという。

 守田にはかねてトルコ1部ガラタサライやベシクタシュ、フェネルバフチェが興味を示し、8月にも移籍する可能性があったが、サンタクララが移籍金として1000万ユーロ(約12億9000万円)を要求し、破談となっていた。

 同メディアは守田について「中盤で非常に多様性に富んでおり、守備的MFやトップ下の10番でもプレーすることができる。平均以上のパス品質を持っており、ポルトガルのサッカーに適応した戦闘的な選手だ」と伝えているように、高い評価を受けており、今冬に正式オファーが届く可能性もありそうだ。