俳優鈴木亮平(38)仲里依紗(32)らが19日、都内で映画「土竜の唄 FINAL」(三池崇史監督)の初日舞台あいさつに出席した。

生田斗真(37)が潜入捜査官・菊川玲二を演じる人気シリーズの3作目にして完結編。取引額6000億円の麻薬密輸を阻止するため、極悪ヤクザとのバトルに挑む。

今シリーズからの参加となった鈴木は「斗真くんと24歳の時に出会って、尊敬する俳優でもあり、友人でもあり。3作目ファイナルの最強の敵を演じてくれっていわれて、結構プレッシャーあったんですよ、実は。ここをこけさせるわけにはいかないし、3作続くってとんでもないことなので」と振り返った。

続けて「面白いところは監督と、脚本が面白くしてくれるので、どうやって重たいところをしっかり重しを置いていくかなというところがぼくの仕事。堤(真一)さんとのシーンとかは、ちゃんと覇権を争っているヤクザものにしないといけないなってかなりプレッシャーありましたね」と話した。

記念すべき公開初日ということで、出演者はそれぞれ衣装に「ゴールド」要素を取り入れて現れた。ピンク色が印象的なドレスに金色の手袋とブーツなどで身を固めた仲は「今日はですね、初日なのでおめでたいので、お赤飯みたいな感じで。イメージはお赤飯です。ゴールド縛りだったので、ここにいっぱい」と頭の飾りを指してアピールすると、鈴木から「ゴールドっていうか、ピンクじゃないですか。もはや、ゴールドに目がいなかいのよ。ピンクと青がすごすぎて」とつっこまれた。

鈴木のつっこみを受けても仲は「でもめでたいスタイルで」とめげなかった。

第1シリーズから参加している仲は「『土竜の唄』終わっちゃうのかなって私自身もすごく寂しくて、1作目、2作目、3作目と舞台あいさつに参加させていただいているんですけど、3作目が自分でも感じているくらい(衣装が)派手なんですね。土竜とともに私の舞台あいさつの衣装も一緒に成長してきたということで終わって欲しくないという気持ちもある」と笑わせた。

生田斗真、堤真一、滝沢カレン、三池崇史監督、宮藤官九郎も出席した。