元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が20日放送の日本テレビ系「ウェークアップ」に出演し、月額100万円の文書通信交通滞在費(文通費)をめぐる立憲民主党の対応を批判した。

 文通費問題について、自民党と立憲民主党は臨時国会で日割り支給を可能にする法改正で合意した。

 堀氏は立民の対応に「自民党は自民党で、立憲民主党は立憲民主党でそれぞれやればいいのに、立憲民主党はこういう時に(自民党と合意して手を)握っちゃう」と首をひねる。「コロナの時も(立民は)がっぷりよつで(自民と)対峙してよという時に、安住さん(安住淳国対委員長)はこうやって(自民と)調整しちゃう」と批判した。

 その上で、「透明性が大事と政治家は言うけど、やれることを放置してきた責任は重いと思う」と立民を含めて永田町全体の問題と指摘した。