フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フランス杯(グルノーブル)の男子フリーが20日(日本時間21日)に行われ、男子ショートプログラム(SP)で首位発進の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)が185・77点をマーク。100点超だったSPとの合計286・41点とし、GPシリーズ第3戦イタリア大会に続く連続Vを飾り、12月のGPファイナル(大阪)初出場を決めた。

 また、SP4位だった同級生で盟友の佐藤駿(フジ・コーポレーション)は合計264・99点で銀メダル。世界の舞台で日本勢がダブル表彰台となった。なお、SP3位のジェーソン・ブラウン(米国)が合計264・20点で3位となった。

 鍵山は昨年のNHK杯(国際スケート連盟非公認)からGPシリーズ負けナシの3連勝。今年3月の世界選手権(スウェーデン)では初出場ながら日本人最上位の合計291・77点をマークして銀メダルを獲得している。