【ニューヨーク州ブルックリン21日(日本時間22日)発】WWE伝統のPPV「サバイバー・シリーズ」が行われ、スマックダウン所属のIC王者・中邑真輔(41)がロウ所属のUS王者ダミアン・プリーストに反則勝ちを収めた。

 キックオフショーに出陣した中邑は、ブランドの威信をかけた王者対決でハイキックやストンピングでプリーストを攻め立てる。だがその一方でギターで応援するセコンドのリック・ブーグスはプリーストから演奏を止めるよう警告を受けた。

 中邑はライダーキックから「カモーン」と挑発すると、延髄切りやスライディング・ジャーマンスープレックスを決めるていく。だがカウンターのヒールキックやクローズラインで反撃を許し一進一退の攻防となった。

 中邑は飛び付き式腕十字固めで勝負に出たが、これを切り返されフットチョークで絞められてしまう。このピンチに再びブーグスがギター演奏で奮起を促すと、プリーストが激高しギターを破壊。止めに入った中邑もプリーストのギター攻撃を食らい、試合は反則裁定に。中邑にとっては不本意な内容での勝利となった。