横浜流星:竹内涼真とW主演で池井戸潤作品初挑戦 「アキラとあきら」で宿命背負う同期バンカーに

2022年夏公開の映画「アキラとあきら」でダブル主演を務める竹内涼真さん(左)と横浜流星さん (C)2022「アキラとあきら」製作委員会
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2022年夏公開の映画「アキラとあきら」でダブル主演を務める竹内涼真さん(左)と横浜流星さん (C)2022「アキラとあきら」製作委員会

 俳優の横浜流星さんが、池井戸潤さんの小説「アキラとあきら」(集英社文庫)の実写映画で、竹内涼真さんとダブル主演を務めることが11月24日、分かった。横浜さんが池井戸さん原作の作品に出演するのは初めてで、大企業の御曹司ながら、自ら跡継ぎの座を退いた階堂彬(あきら)を演じる。

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 原作は、2017年に徳間書店から発売され、2020年には集英社から再版もされた人気作で、累計発行部数は約70万部を突破。2017年にはWOWOWで連続ドラマ化もされた。メガバンク「産業中央銀行」を舞台に、偶然にも同じ名前を持つ2人の新入社員が情熱と信念を武器に社会に立ち向かっていく姿を描く。

 竹内さんが演じるのは、貧しくつらい幼少時代を過ごしたことから、人を救うバンカーを理想に掲げる熱き銀行員・山崎瑛(アキラ)。竹内さんが池井戸さん原作の作品に出演するのは、ドラマ「下町ロケット」「陸王」(共にTBS系)に続いて3度目となる。

 ◇横浜流星さんのコメント

 池井戸さんの作品は以前から好きだったので、参加することができ、うれしいです。大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、「照れるね」と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。

 生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命にあらがって生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激し合いながら苦悩と向き合い、手を取り合う。そんな2人のライバルでもあり固い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、すてきだなと思ったし、心が熱くなりました。スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。

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