東京オリンピック(五輪)で史上最多5個の金メダルに導いた、柔道男子代表前監督の井上康生氏(43)と東原亜希(39)夫妻が25日、東京・よみうりホールで行われた、第14回ペアレンティングアワード授賞式で夫婦部門を受賞した。

井上氏は「私自身が、もらっていいものか、非常に複雑な心境ではありますが、時間がある限り子育ての仲間に加わっていったり、多くのことを学ばさせていただいた。子供は、かわいいですし、楽しい時間を過ごした。賞を糧に、さらなる成長をしていきたい」とスピーチした。

東原は、スピーチをする井上氏を、後方から目を輝かせながら見詰めた。その上で「息子が1人と娘3人の子育てをしておりますが、毎日、これで良いのかと悩みながらしております。見えない世の中、皆様とともに子育てを頑張っていきたい」とあいさつした。