元日本テレビの青木源太アナウンサー(38)が2日、ツイッターを更新。歌舞伎の人間国宝で、ドラマ「鬼平犯科帳」シリーズでも知られる中村吉右衛門さんとの思い出をつづり、「折に触れて吉右衛門さんの笑顔とお声を思い出します」としのんだ。

青木アナは「僕は学生時代から歌舞伎と鬼平犯科帳が大好きだった。日テレに入社後、当時BS日テレの番組ナレーションを吉右衛門さんが担当していたので、勉強のため頼み込んで吉右衛門さんのナレーション収録を何度か見学させていただいていた」と2人で撮影した写真をアップして振り返った。

その上で「今思うと、あれだけのお方に対して大変不躾な質問でしたが、僕も若輩でしたのでお許しいただきたい。そして、そのとき吉右衛門さんは、『声には人生が出るから、色んな経験をしなさい。知らない世界にもどんどん飛び込んでみなさい』とおっしゃった」と吉右衛門さんからもらった金言を紹介。「あれから十余年。僕も少しだけ年を重ねました。憧れの気持ちはいつまでも変わりません。折に触れて吉右衛門さんの笑顔とお声を思い出します。ご冥福をお祈りいたします」とつづった。