新日本プロレス5日静岡大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、SHO(32)がロビー・イーグルスに敗れ3敗目を喫した。

 イーグルスの左ヒザ攻めに苦しんだSHOは、ワープ4・5(ファイヤーバードスプラッシュ)を回避して反撃に転じる。アサイDDTも阻止し、レフェリーとイーグルスを激突させて無法状態を作り上げた。

 ところがレンチ攻撃をかわされると、レフェリーの死角を突いての急所攻撃もガードされてしまう。ならばとジャーマンの体勢に入るが、これを切り返されるとロン・ミラー・スペシャル(裏足4の字固め)に捕獲される。リング中央で締め上げられ、ギブアップを喫してしまった。

「ハウス・オブ・トーチャー」結成後初のBOSJで極悪殺法を展開し、首位を独走してきたSHOだが、前戦(3日、所沢)のエル・ファンタズモ戦に続き連敗。急失速で後続に追い上げを許している。試合後は「見ただろ? CHAOSの連中はああやって卑怯な戦い方しかできねえんだよ。卑怯者のクズの集まりだ。しかもな、タップしてねえんだよ。衝撃で手が揺れただけだ。それより俺の技入ったら、アイツこそタップしてただろ? まあ人の見間違い、仕方ねえよ。だったらよ、せめて俺の負け取り消してよ、引き分け判定にしとけ」と驚くほど稚拙な言い訳に終始。「俺はよ、アイツらとは違うんだ。アイツらみたいな卑怯な、クズなマネはしないんだ。あと1人、そのクズのCHAOSのヤツ残ってるだろ? 俺はよ、お前らみたいなことをせずに正々堂々戦ってやるよ」と、元パートナー・YOHとの最終公式戦(11日、姫路)に向け宣戦布告していた。