演歌歌手の水森かおり(48)が8日、東京・西麻布の長谷寺にある所属レコード会社「徳間ジャパン」の徳間康快元社長の墓前に、大みそかのNHK「紅白歌合戦」に19年連続で出場することを報告した。

 紅白出場報告は、「鳥取砂丘」の大ヒットで初出場した2003年から毎年実施している。水森は「今年も19回目の紅白に出場させていただきましたと感謝の報告しました」と笑みを見せた。

 ここ数年、紅白のステージでは豪華衣装やイリュージョンなどで視聴者を魅了している。今年のステージについては「まだ言えないけど、見たことがないスタイル。ビックリする感じなので、楽しみにしていてください。今年は2年ぶりに有観客でやるというので、それも楽しみです」と語った。

 また、この日は来年の新曲「九十九里浜」が発表された。“ご当地ソングの女王”として活躍する水森にとって、初めて千葉県を題材にした歌となった。「47都道府県の中で歌っていないのが、千葉県、徳島県、福岡県、宮崎県の4県でした。千葉県の方からは、よく千葉の歌を歌ってほしいと言われ続けてきて、ようやくかなと。47都道府県制覇に向けて一歩進みました」という。

 新曲は「スケールが大きい曲。ドラマチックな感じで今までにない感じの曲になっている」という。新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年と歌の題材になった場所に行く回数が少なかったが、「来年はたくさん千葉県におじゃますると思う。どういう風になっていくのか楽しみ」と期待を寄せた。