今季、日本一となったヤクルト・高津臣吾監督(53)が11日、「野村克也をしのぶ会」(神宮球場)に出席。恩師に日本一を報告した。

 代表で弔辞を述べた高津監督は「野村監督、まずは日本一の報告をさせていただきます」と青空に向かってスピーチした。
 
 さらに現役時代の野村さんとの思い出を振り返った指揮官は、「私の役目は野村野球を残すこと、伝えること。野村野球、すなわち考える野球、頭でやる野球の遺伝子は今も、そして未来も生き続けます」と恩師に約束。最後は1993年のヤクルト日本一の際、野村さんが使い、今年の日本シリーズで引用した「感謝、感謝、感謝」のワードで締めた。