「日本とハワイを音楽で繋ぐアーティスト」として活動中のハワイ生まれ、横浜育ちのPOPシンガー、LAHIKI(ラヒキ、24)が11日、神奈川・横浜市のXLV Bayside Motionでハワイアンクリスマスイベントを開いた。

 ハワイ語で「Merry Christmas」を意味する「Mele Kalikimaka(メレ・カリキマカ)」を冠にして開催されたライブイベント。熱烈なファンが詰めかける中、昨年リリースしたメジャーデビュー・ミニアルバム「はじまりの歌」のリード曲「はじまりの歌」をはじめ、「Hello again」「願い」。それに最新配信シングルの「ALOHA~魔法のコトバ~」などを熱唱した。

 また、昨年でデビュー50周年を迎えた歌手・八代亜紀(71)がスペシャルゲストとして出演し、「なみだ恋」「雨の慕情」「舟唄」などを熱唱。その後、LAHIKIとコラボで、八代がクラブ歌手時代にヒットしていた「幸せはここに」、スタンダード曲「聖夜」を1コーラス目はLAHIKIがハワイ語で、2コーラス目を八代が日本語で、3コーラス目を2人一緒に英語で披露した。

「幸せはここに」をデュエットしたLAHIKIは「最高の3分でした」と言うと、八代が「よかった?」と聞き、「最高のメレ・カリキマカパーティーを楽しんでいます。八代さんのお陰です」と目を輝かせ、八代は「ありがとう」と笑顔を見せた。

 今回の八代との初めてのコラボは、2人の共通の知人を介して実現したもので、LAHIKIは「口の中がカラカラです。24年間生きてきて、こんなに緊張したことはありません。最高のクリスマスプレゼントになりました。もう24日のクリスマスの日にサンタさんに来てもらわなくても大丈夫です」と興奮しながら話していた。