野球評論家の張本勲氏(81)とヤクルトの高津臣吾監督(53)が12日、「サンデーモーニング」(TBS系)に出演し、昨年2月に亡くなった野村克也さんへの思いを語った。

 番組では、11日に行われた野村克也さんをしのぶ会を報じた。

 入団時の監督が野村さんだった高津監督は「野球の教えをいただいたのはもちろんですけども人としてであったり、人生とはというところ。そういう勉強もさせてもらいました。本当に心から恩師と言える人だと思います」と語った。

 野村さんの代名詞であるぼやきについては「ずっとぼやいてますんで。教え以上にぼやきを聞いたかなと思います。すごく話自体は面白かったので本当にためになったと思います」と感謝の言葉を述べた。

 張本氏は「現役時代13~14年やりましたからね。よくつっかかったり、ぶつかったりしましたしね」と苦笑い。引退後については「話が非常に好きな人でした。たまに会ったときもね1時間ぐらい1人でしゃべってる。話の好きな人だなぁという印象がありました」と振り返っていた。