坂上忍がMCの「バイキングMORE」(フジテレビ系)の14日放送で、ともに昨年ジャニーズ事務所を退所した錦織一清と植草克秀が13年ぶりのステージ共演となった12日のディナーショーを密着取材した模様が取り上げられた。

 少年隊のメンバーとして一世を風靡した2人。番組ではディナーショーの映像とともに収録インタビューでの肉声も伝えた。今年、植草が会社を設立した一方、錦織はフリーランスで再出発したことも紹介された。

 それぞれの仕事における苦労談も明かされた。錦織は仕事の窓口がすべて基本的に自分であるため、断る場合の言い方に苦心。「申し訳ありません。スケジュールの都合で…」と伊藤利尋アナウンサーがパネルに記された断る際の言葉を読み上げると、坂上が「これはもう、定石です」。続けて「このお仕事が気に入らないのでお断りしますなんて言えないので、スケジュールの都合でって言うのは、ヒロミさん、ね」とコメンテーターに話を振った。

 ヒロミは「それはやっぱりお仕事ですからね、相手も『あ、じゃあ、それで』って一番分かりやすい断り方というか、礼儀」とリアクション。ブラックマヨネーズ・小杉竜一から坂上に「決めつけすぎ」との声も上がると、坂上はホコ先を伊藤アナに向けて「あなたは社員だから断る権利がないというようなことなんですか」と突っ込んだ。

「どういうことですか」と困惑の伊藤アナに「選べないんでしょ、仕事は?」と畳みかける坂上。同アナが「選べないというか、いいように使われるっていうかねえ」としみじみ調で返すと、スタジオ内は「これはちょっとマズい…」などとやや騒然。「会社に言われた通りです」との本人フォローに、小杉は「一回ポンと言ったらボロボロって出てきて」と本音と受け止めた感じの言葉を投げかけた。