ビートたけし（74）が、レギュラー出演するTBS系報道番組「新・情報7daysニュースキャスター」（土曜午後10時）を来年3月末で降板することが分かった。たけしが体調面などを理由に、週刊誌連載の中で降板を宣言したことを受け、所属事務所や同局が認める降板劇となった。同局によると番組終了や共演する安住紳一郎アナウンサー（48）の降板予定はないという。後任は調整中だ。

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近年、大物タレントの番組卒業や、番組終了が続いている。フリーアナウンサー小倉智昭（74）がMCを務めフジテレビ系「情報プレゼンター　とくダネ！」は今年3月末で22年の歴史に幕を閉じた。張本勲氏（81）は、長年出演した情報番組レギュラーを年内で卒業。上沼恵美子（66）の長寿料理番組は年度末で終了する。みのもんた（77）もレギュラー番組がなくなった。関係者によると、背景には各局による、商品購買意欲の高いとされるコア（男女13～49歳）視聴層を重視した番組作りがあるという。大物ゆえの出演料が、世代交代加速につながっていると指摘する声もある。コロナ禍で制作費が抑えられていることも無関係ではないとする意見もあり、各局は難しい判断を迫られている。