片瀬那奈(40)が17日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を行った。9月30日に大手芸能事務所を退社して以来、公の場で活動していなかったが、2カ月半の沈黙を破った。片瀬は「何でYouTube始めたの? と思っているかも知れないけど」と切り出し、YouTubeチャンネルを立ち上げた理由について触れた。

片瀬は「毎日、欠かさず見ている。趣味が多いので、たくさん見ているんですけど、何年か前からやりたいなと思っていて、趣味をもっと深め、知りたいし、もっと見つかる…広がる場所だと思ったし」とYouTubeが好きだったからだと説明した。

その上で「1番の理由は、今まで23年間、17歳の頃から仕事をやってきたんですけど、今まで楽しく仕事をさせていただいていたし、恵まれた環境にいたなとすごく感じているし…」と、自身の芸能人生に関わった関係者に感謝した。

次に「去年、今年にかけて、もっと、みんなの近くで楽しいことだったり、心が豊かになることをシェアしたいなという気持ちが強まって、キャッチボールしたくなった。しゃべるのが好きだし、聞くのも好き」と、ファンと近い距離で交流したいという欲求があったと口にした。

3つ目に「コメント、書くんですけど、拾ってもらった時、うれしいの。体感して、これが夢だった…出来るのがYouTube。やりたいと」とYouTubeでコメントを拾われた喜びも、大きなきっかけだったと語った。

その上で、テレビとYouTubeの違いについて触れた。「もちろん、テレビ大好き…テレビっ子なので。良い悪いではなく(テレビは)与えられた役目、ポジションを自分のフィルターを通して、求められるものを表現する」とテレビに出演する際に求められることを語った。その上で「YouTubeは自分の責任で発信し、自分が出る」と続けた。

そして「仕事は何でも、そうだけど、いろいろなことを中途半端にやりたくない。YouTubeやってる人は尊敬している…企画を考えたり、編集したり。やるには続けたいし、良い物を届けたいし、楽しいものを共有したい分、始められなかった」と、YouTubeへのリスペクトの思いから、着手できずにいたと語った。

コロナ禍でステイホームをする中で趣味が増えたことで、YouTubeにチャレンジする気持ちになったという。「コロナ禍で趣味が増え、私を救ってくれた趣味を共有したい(さらなる趣味を)教えて欲しいという気持ちが強くなったのが始めた理由。誰かに言われて始めたわけじゃないし、自分で機材も買った。動画が好きだし、回していきたい」と笑みを浮かべた。