阪神・及川雅貴投手(20)が17日、ABCラジオ「ラジオで虎バン!」に生出演。同球団OBの下柳剛氏らとともに、シーズンを振り返った。

 高卒2年目ながら、手薄だった左のリリーフを埋めるべく今季から一軍に抜てきされた若武者は、39試合に登板し防御率3・69。150キロ台の直球を中心とした強気の投球でブレークし、勝ちパターン継投の一角を担う活躍を披露した。

 慣れぬ一軍、慣れぬリリーフ業は20歳の若武者にとっても負担は大きかったようだ。及川は下柳氏とブルペン待機をする中継ぎ投手の心境を番組内で語り合い「(ブルペン内に設置されている)電話の音が嫌いになっちゃいました」と笑いながら振り返った。

 来季からはアマ時代から慣れ親しんだ先発に挑戦することが既に決定。最多勝をマークした青柳や、ルーキーながら10勝を挙げる活躍を披露した横浜高の先輩・伊藤将らに教えを乞うため積極的に〝接近中〟とのことだ。